土地問題の話

仕事の関係で知り合った方から土地を借り、充実した山開拓を行っていた２０２１年夏から２０２３年春。１年半ほど開拓を行い、色々想いが高まってきたころ、借りている土地までいく林道が私有地ということが判明した。これが結構致命的で、森林組合やら市役所やらあちこち歩きまわり、林道の所有者とも話をさせていただいたが通行は不可とのことだった。逆の立場であれば、きっと自分も許可するかは微妙だろう。もし私有地で何か起きれば・・・と考えてしまうのは自然なことである。とはいえ、この時の絶望感は半端なかった。かけたお金や時間は経験となり勉強になったから無意味ではないが、次の場所を見つける気合がなかった。

ただ実はこれがきっかけとなり、きちんと貸付契約を結び今の土地を借りることになる。何がどう結びつくかはわからないものである。森林組合やら市役所を焦った顔で徘徊していた結果なのだろうが助かったの一言。

またこの契約は、来年も結べる方向になっている。実にありがたい。もちろんいつまで貸付していただけるかもわからないが、とりあえずは急に場所に行けなくなる、といったことはなさそうなのでそこだけは安心。実績を積み上げていきたいところ。